【機体攻略】 νガンダムでそこそこ活躍する方法

アムロ・レイが最後に搭乗した機体であり、精悍な顔つきとシックなカラーリングが格好いい人気機体νガンダム


しかし、あまりに人気と期待が大き過ぎたのか、ゲーム内の評価は芳しくない様子。


そこで、ゲーム内評価の理由に触れつつ


νガンダムでそこそこ活躍する方法をお教えいたします。






νガンダムの特徴と巷の評価  [ メニューへ戻る ]

νガンダムの武装は全体的に高水準でまとまっており、その多くが標準的なものに+αを加えたワンランク上の武器となっています。武器の種類も基本的なものが一通り揃っておりこれぞ主人公機といったハイレベルかつオーソドックスな仕上がりです。

しかし、ガンオンの最高コストに求められているものオーソドックスでもオールマイティーでもありません格下のコスト機体を圧倒する火力や、一方的に攻撃可能な高いダウンポイント(以下 DP)などを持つ機体なのです。

ガンオンでは本拠点破壊戦という性質から、安定した強さで長く戦い続けるよりも一気に突破する瞬発力が求められます。そして、その敵を素早く処理できる瞬発力は、51対51という大規模戦の中でも短時間で確実に撃破を稼ぎ、素早く離脱することで安全を確保というMS戦能力に繋がります

かつて戦場を席巻した強機体達もまたそういった力を持っており、それこそがガンオンにおける強さの基準なのです。

また、νガンダム特有の問題として、νガンダムの代名詞ともいえるフィン・ファンネルゲーム内では期待外れだったというものがあります。

過去の強機体達は、圧倒的な性能を誇る新武器を中心に、新たなスタイルをゲーム内に定着させてきました。新たに逆襲のシャア世代の機体が本格実装となり、原作アニメ内では既存のファンネルと一線を画する存在であったフィン・ファンネルの登場となれば、当然新しい何かを期待するのがユーザーの心理というものです。

しかし、その期待に応えるような新しい要素は乏しく、それでいて既存の強機体基準も満たせていないわけです。ユーザーが落胆するのも無理はありません

の落胆する気持ちが、νガンダムの評価をより一層低くしているのではないでしょうか。

機体の特徴を生かす鉄板武器構成  [ メニューへ戻る ]

強機体の評価こそ受けられなかったνガンダムですが、その武装は高い水準のものが多く、武器の種類も標準的なものが一通り揃っています

最高コスト機体としてユーザーが納得するかはともかくとして、その標準的な武器構成で普通に戦えば、武器の質が良い分だけ戦果も良くなるはずです。

いささか地味ではありますが「普通のことを高い水準で行う」という堅実なスタイルこそがνガンダムのとるべき戦い方であり、個性であり、強みであるわけです。

そこで、その堅実さをより色濃く発揮できる鉄板武器構成を紹介したいと思います。

ビーム・ライフル (以下 BR)


コスト360向けBRを更に強化したセミオート式強襲BRで、リロードこそ360向けBRに劣るものの、弾数、ダウンポイント(以下 DP)、威力、ロックオンが強化されています。弾速も高コスト重撃BR並と優秀です。

非常にバランスの良い武器で、これ1本で成立すると言っても過言ではないνガンダムの主力武器です。中でも標準型(以下 N型)の安定感は鉄板武器と呼ぶに相応しいものがあります。

一般的なBRはM型のみ連射速度が高く、その分DPが低い設定になっていますが、νガンダムのBRは連射速度が全型一律で差がありません

また、盾の有無でセミオート式BRの連射速度が変わるタイプとなっており、盾を外すか盾が破壊されると連射速度が高くなります。その連射速度はおおよそ一般的なBRのM型並となり、DPのペナルティが無いにもかかわらず連射速度が高いという、良いとこ取りなハイスペック武器となります。

ただし、追撃に適した武器に盾の装備が必須となる盾内蔵武器が多い為、必ずしも盾を外すことが火力上昇に繋がるわけではありません

シールドミサイル (以下 シルミサ)


腕部内蔵の爆発属性武器。小型のロケット弾を1トリガーで4連射します。サザビーの持つ同名武器とほぼ同性能ですが、こちらは1度に発射する弾数が1発多く、その分1発あたりの威力はやや下がっているものの、合計ダメージは14.3%ほど高くなっています。

腕部内蔵の切り替え速度に、バズーカよりも速い弾速、おまけに爆風付きとあって、あと一歩で倒し損なった敵への追撃に適しています

腕部内蔵ですから瞬時に盾を構える用途にも使えますし、範囲が狭いながらも爆風付きな点を生かし、地雷処理や障害物裏への攻撃にも利用できます

多岐に渡って使える非常に頼もしい武器となっており、堅実さを求めるのであれば必須です。

フィン・ファンネル TypeB (以下 バリア)


ジ・Oのサブ・マニピュレーターと同系統のエネルギー消費型盾バリアを展開すると徐々にエネルギーを消費し、その状態で被弾するとダメージ分のエネルギーが消費されます。たとえばエネルギー1500/1500の状態で1000ダメージ受けた場合、エネルギーの残量は500/1500となります。

ジ・Oのバリアとの主な違いは2つあります。

まず、バリアが前方のみ有効なジ・Oのものとは違い、こちらは全方向に効果を発揮します。これにより予期せぬ方向からの奇襲にも対応しやすくなりますが、ジ・Oのものよりバリア自体の大きさが大きく、また色も目立ちやすい為、使いどころを間違えると逆にリスクが増してしまいますジ・Oのような、敵との遭遇前にとりあえずで展開する使い方には不向きです。

もう1つの違いとして、ジ・Oのバリアはエネルギー量が3000/0なのに対し、νガンダムのバリアは1500/1500となっています。この1500/1500とは、耐久値が最大1500であり、その数値が減ってもリロードをすることでストックの1500から補填できることを表しています。たとえば1000/1500の状態でリロードをすると1500/1000となります。

ジ・Oのバリアは3000/0ですから、νガンダムのバリアはリロードを挟まなければジ・Oの半分しか耐久値がありません。しかし、この一見すると弱体化に見える仕様も、時としてメリットとして働くことがあります

ジ・Oの場合ですと、バリアの耐久値を越えるダメージを受けた場合、以降はバリア無しの無防備な状態になってしまいます。しかし、νガンダムは一度バリアの耐久値を越えるダメージを受けたとしても、バリアをリロードすることで再びバリアを備えた状態に戻れますガンオンの盾やバリアは、耐久値が1でも残っていれば、そこに受けた攻撃の威力がどれだけ大きくとも本体に超過ダメージは発生しません。ですから、上手く使えば本体直撃で即撃破クラスの大ダメージジ・Oより1回多くやり過ごせる可能性があります

そして更に、νガンダムには一般的な物理盾もありますバリアと盾を上手く使うことにより、かつてないタフな戦闘が可能となります。


鉄板武器構成による戦い方  [ メニューへ戻る ]

・ビーム・ライフル
・シールドミサイル
・フィン・ファンネル TypeB

この鉄板武器構成における運用方法は、距離による使い分けもなく非常に簡単です。

遠近ともにBRで戦い、取りこぼし等をシルミサで補助していきます。フィン・ファンネルはいつでもバリアとして使えるようにTypeBで固定して使ってください。

νガンダムは見た目の印象と違いそこそこ大型ですから、闇雲に前に出ず、基本は高コスト重撃BR持ち機体と似た立ち回りになります。BRの射程が高コスト重撃BRよりも短めですが、代わりに足回りの優秀さと盾やバリアがある為、むしろカバーできる範囲は広くなります

味方と共に行動しつつ、足回りと盾やバリアを生かして重撃よりも積極的にしかけていく運用が基本です。

しかし、いくら盾とバリアがあってもDPは半減することしかできませんから、集中砲火を浴びれば耐えきれません。けっして単独で突出し過ぎないように注意してください。味方のテリトリー内とその近辺を動き回る遊撃手がνガンダムの役割です。

先ほどもお話ししましたが、νガンダムはそこそこ大型機体です。大型機体は狙撃兵によく狙われますから、たとえ最前線でなくとも、攻撃終了時や後退時は常にバリアに切り替えておいてくださいバリアは内蔵武器ですから、切り替えをしておくだけでも盾を構えて身を守ることができます

バリアに切り替えた後、被弾の可能性を感じたらすぐにバリアを展開してください。バリアは盾と違って耐久値が0になっても補給すれば復活できますし、耐久値の回復も速いです。また、盾と違いバリアを展開したまま自由に武器を切り替えられますバリアは攻撃すれば自動で解除されますから、バリア内でBRを構えて臨戦態勢を維持することができます。被弾の可能性を感じたら、ケチらずバリアを優先して使ってください。


鉄板以外の特化型武器構成  [ メニューへ戻る ]

地上戦向け火力特化型構成

・ビーム・ライフル TypeA
・シールドミサイル
・ニュー・ハイパー・バズーカ F型 (以下 バズF)

防御面は盾のみに任せ、火力を上げて瞬発力を向上、爆風武器で面制圧力やライン戦対応力を向上させた武器構成です。

この構成には2種類の攻撃スタイルがあります。

1つ目は、BRを主軸として、シルミサとバズF TypeAで補助するスタイル

2つ目は、バズF TypeBとシルミサの連続攻撃を主軸に、BRで補助するスタイルです。

νガンダムのバズーカは切り替え式となっており、それぞれのスタイルに合わせてTypeを切り替えて使います。

TypeAは内蔵武器で即攻撃できますが、背中にマウントしたバズーカを後転しながら発射する為、発射後に後転が終わるまでの待ち時間がありますその間は身動き取れませんTypeBは一般的な手持ちバズーカです。

また、νガンダムのバズーカはDPが特別高く設定されており、ダウンゲージ(以下 DG)レベル2までを1発で怯ませ仰け反らせることができます。これはDGにレベル制が導入された際、νガンダムとサザビーのバズーカにのみ与えられた特権です。

1つ目のスタイルと2つ目のスタイルを使い分ける際、バズーカのType切り替えを忘れないように注意してください。

BR特化型構成

・ビーム・ライフル TypeA
・頭部バルカン H型 (以下 頭バルH)
・フィン・ファンネル TypeB
・盾の装備解除

盾を外すことによりBRの連射速度が上がる特徴を利用し、防御面をバリアのみに任せた武器構成です。フィン・ファンネルはTypeBで固定します。

あらゆる状況をBRで戦い、取りこぼしは頭バルHで補助する運用が基本です。

νガンダムの頭部バルカンは連射速度が一般的なものより速く非常に命中させやすくなっています味方の火力支援を行う際に、頭バルHを優先して使うのもひとつの手です。

低重力空間特化型構成

・ビーム・ライフル TypeA
・フィン・ファンネル TypeA
・シールド・ビーム・キャノン H型 (以下 シルキャH) ※金設計図限定武器
  or 頭部バルカン H型

低重力空間にて、フィン・ファンネルとシルキャHの連携攻撃を主軸に、BRで補助する構成です。

銀設計図、もしくはDPを重視する場合は頭部バルカン H型を使ってください

フィン・ファンネルを射出後にシルキャHで攻撃することにより、同時ないし連続で着弾します。遠中距離ではこの連携を主軸に戦い、近距離はBRで戦ってください

緊急時にフィン・ファンネルをTypeBのバリアに切り替えて使うことも有効です。


以上でνガンダムでそこそこ活躍する方法は終わりになります。

派手さがなく最高コストらしさを感じにくい機体ではありますが、その質実剛健ぶりは原作のνガンダムらしさが出ているとも言えます。

堅実に戦うことが原作再現だと思えば、物足りなく感じていた気持ちもまた変わってくるのではないでしょうか。

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