【機体攻略】 Zガンダム3号機でそこそこ活躍する方法


2番目に建造されたけど、3番目に作られた仕様だから3号機。そんな分かりにくい名前と設定を持つZガンダム3号機(以下 Z3)ですが、ゲーム内の評価も同様に分かりにくくなっており、ガーベラテトラより強い弱い、百式改があれば要る要らないなどと評価が分かれています。また、鉄板武器を決めにくく、武器構成から運用方法までも分かりにくい、とにかく色々と分かりにくい機体となっています。


そこで、具体的なお薦め武器とその運用方法を紹介しつつ


Zガンダム3号機でそこそこ活躍する方法をお教えいたします。



  1. お薦めしたい武器
  2. 武器構成と運用方法



お薦めしたい武器  [ メニューへ戻る ]

ハイパー・メガ・ランチャー (以下 ゲロビ)


公式サイトの新機体紹介画像にも出てくるZ3の主力武器。ガーベラ・テトラ(以下 テトラ)の超高出力ビーム・マシンガンとほぼ同じ性能となっており、射程こそ短いものの威力が極めて高い照射型のビーム兵器、いわゆるゲロビと呼ばれる種類の武器になります。

ゲロビは過去の修正で着弾に時間が掛かるよう修正されましたが、そこにダウンポイント(以下 DP)の低さと一度射撃を止めると約1秒間再射撃不可という特徴が合わさり、向かい合っての撃ち合いは思いの外苦手です。ですから、火力を過信せず、奇襲や味方の火力支援にのみ絞った運用が最適です。

テトラのゲロビと比べ、武器の切り替え時間が長くなっているので注意してください。

斉射式頭部バルカンH型 (以下 斉射バルH)


斉射式頭部バルカンは、名前の地味な印象とは裏腹に、テトラの斉射式110mm機関砲(以下 斉射ガト)と似た性能を誇る高性能武器で、Z3を支える屋台骨的存在です。

テトラの斉射ガトと違いNHMと分かれており、斉射ガトに比べて火力、DP、集弾が低く、リロード、ロックオンが高めに設定されています。

中でも優秀なのがH型で、斉射ガトに比べて火力とDPこそ劣るものの、同じ集弾でより長い射程距離を持ち、尚且つ斉射ガトの弱点であったロックオンが非常に高く、リロードと弾数も増加しています。

更に特徴的なのが連射速度で、一般的な頭部バルカンやテトラの斉射ガトなどより約1.14倍速く、これは陸戦型ゲルググS型などのごく一部にのみ許された特別な連射速度です。

その連射速度と高いロックオンのおかげで、ゲロビの射程限界距離である距離360メートル付近での命中率が斉射ガトより遥かに高く、とても扱いやすい武器となっています。

また、その射程を生かし、テトラでは射程不足で戦えなかった距離での戦闘も可能ですし、ゲロビの後の追撃を後退しながら行うこともできます。

しかし、射程を生かせない近距離での戦闘ではテトラの斉射ガトとの火力差が顕著に現れる為、テトラの感覚で戦うとやや物足りなさを感じるかもしれません。

テトラの斉射ガトとの細かな違いとして、完全内蔵型な為に腕上げ動作がなく素早い射撃が可能な点と、2本の発射口の間隔が狭い為に2本同時ヒットを狙いやすいという違いがあります。

総じて、扱いやすくしたマイルドな斉射式110mm機関砲といった印象の武器です。

腕部2連装ランチャーF型 (以下 腕ランF)


ギャンのニードルミサイルのような弾丸を1トリガーごとに2発ずつ発射する射撃武器です。

1マガジン3トリガー6発と弾数が少ない為、安定性にやや難があるものの、1マガジンを1秒強で撃ちきる速さと腕部内蔵武器という特徴から、よろけて膝をついた敵への追撃に適しています。

見た目の印象と違い集弾はF型でも充分な性能がありますから、ゲロビの射程限界距離付近であれば特に不自由なく使っていけます。しかし、射程が一般的な頭部バルカン程度しかない為、斉射バルHからの追撃で使う際には注意が必要です。

安定性を理由に、弾数の多いNやMを選ぶ手もありますが、Nは弾数こそ1トリガー分増えるものの、1マガジン全ての合計ダメージ、いわゆるマガジン火力がFとあまり差がなく、リロードも若干ではありますが下がってしまう為、一般的な武器に比べてNにして得られるメリットは少ないです。Mに関しては、素早く追撃を終えるというこの武器の魅了を大きく損なう為、あまりお薦めできません。

ビーム・ライフルFA (以下 BRFA)


コスト360以上が持っている一般的なBRFAと同じもの。強襲が持つ武器としては射程が長く、火力と使い勝手をバランス良く兼ね備えています。

非常に優秀な武器ではありますが、内蔵武器を2つも持つZ3からすると、手持ち武器ゆえの切り替え時間がやや気になるところです。

射程が長く、斉射バルHの射程を生かしたまま連携させやすいという魅了があります。

ハイパー・メガ・ランチャー(Blast)F型 (以下 バズF)


金設計図限定武器。

ごくごく一般的な強襲バズーカのF型。コスト360機体によく見られるF型が威力10000の万バズタイプではなく、コスト200から340機体が持っている標準的なバズーカと同じタイプとなります。

ハイパー・メガ・ランチャーという名前ではありますが、同名であるゲロビ版ハイパー・メガ・ランチャーとの関連性はなく、それぞれからの武器切り替え動作は発生します。

コスト360でありながら万バズではないと考えると非常に弱く感じるかもしれませんが、現在の環境では、高アーマー化が進んで万バズの火力面でのインパクトが薄れていますし、ストッピングパワーも威力に関係なくDPがほぼ均一化されている為に差はありません。

ですから、DPによる足止めや爆風による嫌がらせと炙り出しという用途であれば万バズに拘る理由はなく、それどころか、万バズは一般的なバズーカよりも集弾が80も低くなりますから、その用途に限れば上位という見方すらできます。

火力武器に恵まれているZ3があえてバズーカを持つのであれば、足止めや爆風目当てなどの火力以外を目的としたケースが多いでしょうから、なおのこと万バズである必要はないと言えます。

ハイパー・メガ・ランチャー(Blast)M型 (以下 バズM)


金設計図限定武器。

ごくごく一般的な強襲バズーカのM型。F型と同様に万バズタイプではないものの、F型以上に万バズではないことがメリットとして現れています。

万バズタイプのM型は、威力が若干上がった代償として発射間隔が一般的なバズーカタイプのM型よりも遅くなっており、使い勝手が大幅に悪くなっています。その為、F型以上に万バズではないことがメリットとなります。

一般的なバズーカ同様、M型は他の型よりも弾速が速い為、足止め用途においてF型よりも使いやすくなっています。特に空中の敵に対して当てやすくなります。

最近は、バイアラン・カスタムやトーリスリッターなどによる格闘暴れが復活していますが、M型は対格闘においてもF型より使いやすくなっています。F型では敵のダッシュ格闘とタイミングを合わせなければ、バズーカを当てて怯ませた後にダッシュ格闘を当てられてしまいますが、M型であれば、仮に1発目のタイミングがダッシュ格闘と合わずとも、立て続けに残り2発を撃つことでチャンスが3倍になるだけではなく、3発全弾直撃させれば敵をよろけさせることができる為、1発目から躊躇せず撃つことができます。


武器構成と運用方法  [ メニューへ戻る ]

その1 ガーベラ・テトラタイプ

・ハイパー・メガ・ランチャー
・斉射式頭部バルカンH型
・腕部2連装ランチャーF型

ガーベラ・テトラの鉄板武器構成である

・超高出力ビーム・マシンガン
・斉射式110mm機関砲
・110mm機関砲

に似た武器構成で、各武器の用途もほぼ変わりません。

ゲロビは撃ち合いに弱い為、奇襲や味方の火力支援、もしくは本拠点のような固定物への攻撃が主な用途になります。

敵の反撃を受ける危険性がある場面では、DPが高く、命中させやすい斉射バルHを使ってください。斉射バルHで敵をよろけさせたところで、武器を腕ランFに切り替え追撃し、それでも倒しきれなかった場合は、再び斉射バルHに戻して再追撃をします。

敵がよろけたところで腕ランFに切り替えることにより、腕ランFの高い火力で攻撃できるだけではなく、起き上がった敵に対して再び高いDPを持つ斉射バルHで攻撃することができます。これにより、再追撃でも先に敵を怯ませ、戦いを有利に進めることができます。

ゲロビで撃ち漏らした際の追撃も、敵の反撃を受ける危険性がある為、まったく同じ手順で攻撃します。

斉射バルHまで撃ちきってもなお敵を撃破できなかった場合は、素早く腕ランFに切り替え、盾を発動させながら後退してください。

既にお話しした通り、チャンスがあればゲロビを撃ち、対峙した敵には斉射を撃つという運用方法はテトラと同じです。しかし、2機は運用方法に若干の違いがあります。

Z3は可変こそありますが、テトラのような特殊ブーストタイプではない為、テトラとは機体速度の数値以上に足回りの差があります。ですから、一気に距離を詰めたり、戦闘後に素早く離脱するといった面ではテトラに劣ってしまいます。しかし、Z3には代わりに盾がありますから、盾を構えて接近したり、盾を構えて離脱することができます。

また、テトラの斉射ガトに比べ、Z3の斉射バルHは射程距離が長い為、テトラでは手を出せなかった距離でも攻撃できます。チャンスがあれば距離を詰めて追撃まで繋げられますし、無理をせず盾を構えて離脱することも可能です。

攻撃的なテトラに対し、射程と盾を生かした慎重な戦い方がZ3の持ち味となります。

その2 中距離射撃タイプ

・ビーム・ライフルFA
・斉射式頭部バルカンH型
・腕部2連装ランチャーF型

ゲロビを捨て、中距離射撃戦を主体に戦う武器構成です。

遠い敵には最も射程の長いBRFAで牽制し、斉射バルHの有効射程に入った敵は斉射バルHでよろけさせ、膝をついたところを腕ランFで追撃します。その追撃で撃破に至らなければ再び斉射バルHに戻して追撃し、それでも足りなければBRFAで追撃します。

腕ランFの距離まで行けない状況であれば、敵をよろけさせた後もそのまま斉射バルHで追撃し、足りなければBRFAで追撃します。無理な深追いはせず、斉射バルHとBRFAだけで戦いチャンスを待ちます。そういった状況では追撃中であっても欲張らず、敵に狙われたらすぐさま腕ランFに切り替え盾を発動させ、速やかに後退してください。

その3 凸もしたいタイプ

・ハイパー・メガ・ランチャー
・ハイパー・メガ・ランチャー(Blast)F型(M型)
・斉射式頭部バルカンH型

金設計図限定武器構成。

たまに本拠点攻撃、いわゆる本拠点凸をしたい人向けの武器構成です。

最近は凸と言ったら集団凸ばかりで、速度の関係上ジ・Oが先導して地雷は掃除済みという状況が多いですが、たまにこっそり単独や小数で凸を行う機会があると、やっぱり地雷処理にバズーカが欲しいと感じるものです。

地雷処理以外でもなにかと便利なバズーカですが、バズーカを持ったことで追撃武器の腕ランFがなくなりますから、よろけさせた後の追撃はゲロビで行うことになります。

Z3のゲロビは、テトラのものと違い切り替え時間が長い為、高速切り替えモジュールⅡを装備した状態で200~300メートル付近の敵を追撃する場合、だいたい敵が起き上がって動き始めた辺りで着弾します。

既に動き始めているわけですから、当然敵の反撃を受けますし、敵の動きに合わせて照準を動かす必要があります。しかし、自由に動き回っているところを狙うよりも、止まっていたところから追う方が照準を合わせやすい為、通常よりもゲロビの火力を発揮しやすくなります。

ちなみに、機体特性がクイックスイッチLV3であれば、同条件でも敵が動き始める直前に着弾します。また、敵との距離を詰めることで、着弾までの時間を短縮させることが可能です。

早く着弾させることで反撃を受けるリスクを減らすことができますから、敵に危険な高DP武器がないのであれば、思いきって敵の目の前まで接近するのも手です。可能であれば、そこから更に敵の背面まで回り込むことで、より攻撃時間の短縮が狙えます。

しかしながら、接近することで反撃のリスクは減らせても、周囲の敵から攻撃されるリスクが逆に高まってしまいますから、敵をよろけさせたからといって安易なゲロビによる追撃は危険です。

普段は味方と行動をともにし、斉射バルHとバズーカで牽制と火力支援をしながら、チャンスがあればゲロビを撃つ運用方法が基本です。そして、戦闘の中で凸の機会を伺い、隙あらば敵本拠点を狙うことが、このタイプの運用方法になります。

凸をする際の注意点としまして、大幅に負けている状況では、必ずしも単独凸成功が味方に喜ばれるとは限りません。自身の単独凸で敵の警戒を強め、味方の集団凸や戦略兵器の邪魔にならないよう、常に戦況の把握は怠らないようにしてください。

敵の地雷処理が目的で装備したバズーカですが、せっかくあるバズーカですから色々と使っていきたいところです。

そこで、バズーカの運用方法のひとつに、バズーカと内蔵武器の連携攻撃があります。

この連携は、バズーカで敵を怯ませ足を止め、内蔵武器の追撃を当てやすくするだけではなく、バズーカ分のDPでよろけさせるまでの時間を短縮したり、よろけさせるまでに与えるダメージを増やすことができます。

今回連携させる斉射バルHは非常にDPが高い為、よろけさせるまでの時間を短縮させる効果はありませんが、足止めとダメージ増加は充分期待できます。そして更に、今回は斉射バルHの弾数を温存して、ゲロビで撃破し損なった際の追撃分に回す弾数を増やすという効果も狙えますから、可能な限り斉射バルHの前にバズーカを連携させることをお薦めします。

その際の問題点として、バズーカは弾速が遅いというものがあります。バズーカの弾速では近距離以外はなかなか命中させられませんから、距離がある場合は諦めて斉射バルHから攻撃することになります。

そこで、その点をやや緩和させる武器がバズMです。バズFよりも弾速が速い為、多少距離が離れていても当てやすくなります。ただし、威力が半分以下に落ちる為、よろけさせるまでの合計ダメージは斉射バルH単体でよろけさせた場合よりも下がります。もっとも、その後のゲロビをしっかり当てることさえできれば支障はありません。

その4 ゲロビを捨てた標準的タイプ

・ハイパー・メガ・ランチャー(Blast)F型(M型)
・斉射式頭部バルカンH型
・腕部2連装ランチャーF型

金設計図限定武器構成。

ゲロビの運用に自信がない。できれば無難な武器構成で戦いたいという人向けの武器構成です。

斉射バルHを主軸に、追撃用武器とバズーカという標準的な武器構成ですから、なんでも無難にこなすことができます。

斉射バルHと腕ランFの連携や、バズーカと斉射バルHの連携といった、他の武器構成で既に紹介しました運用方法ももちろん使っていけます。

バズーカはF型かM型がお薦めです。

斉射バルHとバズーカで牽制と火力支援をしつつ、チャンスがあれば腕ランFで追撃していきます。バズーカから斉射バルH、腕ランF、再度斉射バルHと繋いでいければ、多少外しても倒しきれる安定感も特徴のひとつです。


以上でZガンダム3号機でそこそこ活躍する方法は終わりになります。

今回は複数の武器構成を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。連邦軍初となるゲロビと斉射の組み合わせということもあり、ガーベラ・テトラに憧れて入手した方も多いと思います。

テトラに憧れて入手した場合、ゲロビが上手く使えなくとも、なかなかゲロビを装備から外しにくいことと思います。しかし、Z3には斉射式頭部バルカンH型という強力な武器があり、これさえあればなんとかなるのがZ3です。そういった方は、是非ともゲロビを持たない武器構成で遊んでみてください。

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