シャア・アズナブルのアニメシリーズ最終搭乗機体であり、重厚かつ美しいフォルムを持つ人気機体サザビー。
そんな人気機体が満を持して登場したわけですから、ゲーム内の性能なんてお構いなしに入手した方も多いのではないでしょうか。
しかし、ガンオンの機体は入手して終わりではありません。せっかく入手したのであれば、そのお気に入りの機体で活躍したいものです。
そこで、お薦めの武器構成と共に
サザビーでそこそこ活躍する方法をお教えいたします。
鉄板武器はこの2つ [ メニューへ戻る ]
サザビーには特徴的な武器がいくつもありますが、コスト相応と言える強さの武器は、今から紹介する2つしかありません。
もちろん、紹介する2つ以外が使い物にならないわけではありませんが、例えば、ビーム・ショット・ライフル TypeAのようにバランスの取れた優秀な武器であっても、それだけで格下のコスト機体を圧倒するには力不足です。最高コスト機体におけるコスト相応の武器とは、圧倒できる火力や、一方的に攻撃可能なダウンポイント(以下 DP)、射程といった突出した要素を持つものになります。
ビーム・ショット・ライフル TypeB (以下 SGFA)
ビーム・ライフルFA(以下 BRFA)のショトガン版。1度に5発の弾を発射します。
連射速度はBRFAにやや劣るものの、威力とDPがBRFAより優れている為、有効射程圏内ではBRFAを上回るパフォーマンスを発揮します。
また、その強力な攻撃を1マガジン18発というBRFA基準の弾数で撃ち続けることができる為、ショットガンとしては破格の総火力と安定性を誇ります。
5発全弾当て続けた際の1秒間に与えられるダメージ、いわゆるDPSは13125。1秒間に与えられるDP、いわゆるDPPSは1162.5もあり、これは同武器のTypeAと比べると1.23倍と1.94倍にもなります。DPPS差はなんと驚愕の約2倍です。
TypeAは一般的なコスト360向けのBRFAを上回るBRFA系最上位となりますから、当然ながらコスト360向けBRFAと比較してもSGFAが上となります。
この数字から、特にDPの優秀さがお分かり頂けるのではないでしょうか。
もちろん、どんなに火力とDPが優れていても、弾のばらつきというショットガン特有の不安定さはあります。 しかし、対象が一般的なジムサイズであれば、射程限界距離付近であっても3発程度は命中しますし、3発当て続ければDPSこそ同武器TypeAに劣るものの、DPPSではTypeAの600.6を697.5と100近く上回ります。
先に怯ませたり、よろけさせた方が勝つのが今の環境です。上手くいけば更に高い火力やDPが期待できるわけですから、SGFAの射程圏内でこの武器を使わない手はありません。
ビーム・キャノン H型 (以下 BCH)
よく肩に搭載されている武器と名前が似ていますが、武器の性質は重撃BRに近く、元となったプラモデルでもロングライフルという名前になっています。
重撃向けの武器がベースということもあり強襲が持つ武器としては非常に射程が長く、威力こそ中コスト重撃BR並なものの、弾速の速さは高コスト重撃BR並で、DPは強襲BR並、加えてビーム・キャノンらしく貫通1機分ありと、最高コストが持つに相応しい良いとこ取りなスペックとなっています。
特徴的なのが集弾とロックオンの強化項目がない点で、その為にロックオンは未改造の武器を使うような不便さを強いられますが、集弾は設定値が高いのか、ブレの少ない高い精度を持っています。
速い弾速と高い精度のおかげで射程を生かしやすく、貫通力により手数を増やしてばらまきやすくなっています。中・長距離から牽制や火力支援をするのに適した武器です。
サザビーは全機体の中でも巨体な方ですから、BRFAで戦うような距離に入っていくのも簡単ではありません。そこで、ビーム・キャノンのような有効射程の長い武器があるとたいへん便利です。そして、その便利な武器の特徴をより尖らせたH型が特にお薦めです。
3つ目の武器候補と運用方法 [ メニューへ戻る ]
シールドミサイル (以下 シルミサ)
フルアーマーZZガンダムの腕部3連ミサイルランチャーによく似た腕部内蔵の爆発属性武器。小型のロケット弾を1トリガーで3連射します。
腕部内蔵かつ攻撃時間が短時間。弾速もバズーカより速く、更に爆風付きとあって、あと一歩で倒し損なった敵への追撃にとても適している武器です。
腕部内蔵ですから、瞬時に盾を構えるテクニック、通称即盾にも使えますし、やや範囲が狭いながらも爆風付きな点を生かし、地雷処理や障害物裏への攻撃にも利用できます。
火力も高く、F型ではない標準型ですら3発の合計ダメージが1155ダメージと、いわゆる万バズと呼ばれるF型が威力10000のバズーカを越える火力を持っています。
多岐に渡って使える非常に頼もしい武器となっており、迷ったらこれと言える無難な候補です。
シルミサと鉄板武器2つを組み合わせた運用方法はとてもシンプルです。
・長距離 BCH
・中距離 BCHとシルミサの使い分け
・近距離 SGFAと追撃用にシルミサ
・中距離 BCHとシルミサの使い分け
・近距離 SGFAと追撃用にシルミサ
中距離を使い分けとしましたが、ほぼ「中・長距離のBCHと近距離のSGFAをシルミサで補助」と言える内容です。
シルミサは追撃や盾を構えるといった補助的な役割が主ですが、中距離でのライン戦のようなお互いに攻撃時間が限られた状況では、爆風があり、撃ちきりの速いシルミサを優先して使います。
ビーム・ショット・ライフルはTypeBのSGFAで固定します。BCHはロックオンが使いにくい為、つい中距離でTypeAを使いたくなりますが、最高コスト機体は低コスト機体の捨て身特攻に狙われやすいことから、不意の接近戦に対応できるよう常にTypeBのSGFAを準備しておく必要があります。
SGFAでは届かない場所にある本拠点を攻撃する場合にのみ、TypeAを使ってください。
腹部メガ粒子砲 TypeB (以下 腹SG)
非常に個性的な要素を複数持つ、まったく新しいタイプの武器です。
胴体に内蔵された完全内蔵武器で、DPが1200もあり、非常に強力なストッピングパワーを持っています。代わりに射程が僅か150しかなく、発射にチャージが必要かつ、そのチャージを保持することができません。
また、この武器はショットガン属性でスプレーシューターが適用されますが、他のショットガンと違い弾は1発しか発射されません。
その弾は放射状に広がるビームの形をしており、そのビームのどの部分に命中してもフルダメージが与えられます。ただし、そのビームの飛び方が一般的なショットガンと異なる為、注意が必要です。
一般的なショットガンの場合、同時に発射された弾はどれだけばらけても正面方向に同じ距離だけ飛んでいきます。しかし、腹SGのビーム先端は正面方向に揃わず扇形に広がる為、中央以外は射程距離が短くなってしまいます。その為、しっかり正面に捉えなければ、ただでさえ短い射程と相まりごく至近距離までしか届きません。
以上のように、強力なDPを持ちながらも非常に個性的なデメリットを持つ腹SGですが、一見大きく感じるそのデメリットも、実際に使用する上ではさほど問題になりません。
腹SGのチャージ時間はたいへん短く、一般的なマシンガンへの武器切り替え時間の半分以下という短さです。腹SGは完全な内蔵武器ですから、別の武器から切り替えて発射するまでの総時間で比べた場合、むしろ一般的な手持ち武器より優れているくらいです。
また、チャージ保持が不可能で、チャージ完了後に自動で発射されてしまう点も、上記の短いチャージ時間と相性が良く相乗効果が期待できます。チャージ完了後に手動で発射する場合、どうしてもチャージ完了を目で見て確認をしてから発射となる為に僅かなタイムロスが生ます。しかし、自動であれば最速で発射されますから、短いチャージ時間分がトリガー後の発射ラグと考えられるほどにシンプルで扱いやすくなります。
同様に内蔵武器である点が、切り替え時間のある手持ち武器で発生する切り替え完了を目で見て確認する際のタイムロスをなくしてくれます。
これらの相乗効果により、他の武器から切り替えて腹SGを発射するまでの時間は実質ほぼチャージ時間のみとなります。いざという時にのみ切り替えて使う武器ですから、イメージに反し、チャージ時間やその保持の有無はさほど問題にならないということになります。
3つ目の武器に腹SGを選択した際の運用方法はシルミサ以上にシンプルです。
・長距離 BCH
・中距離 BCH
・近距離 SGFAと切り札の腹SG
・中距離 BCH
・近距離 SGFAと切り札の腹SG
ビーム・ショット・ライフルをTypeBで固定する点はシルミサの場合と変わりません。同様に腹部メガ粒子砲もTypeBで固定して使います。理由は切り札としていつでも使えるようにする為です。
SGFAで倒し損なった際の追撃にシルミサが使えなくなる為、近距離の追撃もBCHで行います。ただし、ごく至近距離で戦っている場合は腹SGでも構いません。
射程が短く、真正面でしか最大射程を発揮できない腹SGですが、横の判定は機体1機分もあり、真横付近にいる敵にも届きます。しかも腹SGは内蔵武器である為、切り替えた直後から盾が発動し身を守ってくれます。敵に格闘のような強い近距離武器がないのであれば、盾を使って敵の目の前まで接近し、腹SGを狙ってみてください。
腹SGは一気に敵をよろけさせることができる強力な武器です。追撃で当てれば、仮にそこで倒しきれずとも更に有利な時間が続きます。また、SGFAで撃ち合っても勝機がない場面で一発逆転を狙うこともできます。
例外として、本拠点を攻撃する際はTypeAに切り替えて使ってください。TypeAはいわゆるゲロビと呼ばれる高火力照射型武器ですが、こちらのチャージ時間はTypeBの倍以上とやや長い為、MS戦では使い勝手がよくありません。しかし、本拠点のような固定物への攻撃であれば、そのデメリットも緩和され使いやすくなります。
いざという時の本拠点攻撃用武器まで同時に持ち込めるわけですから、とてもお得感がありますし、そちらの理由で選択するのもひとつの手です。
あえてファンネルで戦う [ メニューへ戻る ]
サザビーが登場する原作アニメ、逆襲のシャアでは非常に印象だったファンネルですが、残念ながらガンオンではあえて持つ必要のない武器となっています。しかし、まったく使えないわけでもありませんから、たまには原作再現重視で遊んでみるのもいいかもしれません。
あえてファンネルを持つのであれば、以下の武器構成がお薦めです。
・ビーム・ショット・ライフル TypeB
・ファンネル
・シールドミサイル
・ファンネル
・シールドミサイル
BCHの代わりにファンネルを持ちます。ファンネルはBCH程の射程距離はありませんから、ほぼ近・中距離限定となり、巨体のハンデをより強く感じるかもしれません。ファンネルやシルミサが内蔵武器である点を生かし、即盾を常に心掛けてください。
サザビーのファンネルはキュベレイのものと違って障害物裏まで追尾しません。大きく姿を晒した敵や、味方と交戦中の敵を狙って使います。
その際、ファンネルを全弾射出したら即シルミサでも攻撃してください。そうすることで、ファンネルと連続ないし同時攻撃をすることができます。
可能であれば一連の動作を前進しつつ行い、そのままSGFAで追撃します。無理そうであれば、あとは味方に任せてファンネルのリロードを待ちます。くれぐれも欲張ってビーム・ショット・ライフルをTypeAに切り替え追撃しないでください。ビーム・ショット・ライフルは常にTypeBのSGFAが原則です。
以上でサザビーでそこそこ活躍する方法は終わりになります。
お世辞にも強いとは言えないサザビーですが、巷で言われている程絶望的に弱いわけでもありません。コスト相応に強い武器もありますから、丁寧に使えば高階級戦場でもそこそこ活躍することは可能です。せっかくのサザビーですから、倉庫に飾らず使っていきましょう。
νガンダムもそうだけど、ファンネルを使わない装備が良さそう・・・
返信削除特に腹SGはTBジムとかネメシスが持ってる0距離SGや、MK-Vが持ってる短距離ミサイルと同じ感覚で接近戦での膝附装備として使えそうですね。
でもいつも溶かされるのはFAショットガン・・・ギリギリ(`皿´ ) ギリギリ
言われてみれば、ジムTBやネメストのスプレーBSに似てますね。
削除腹SGの範囲は、前も横もスプレーBSの倍くらいありますから
スプレーBSほど密着せずとも使えるようになっています。
ただし、範囲とDPで勝る代わりに火力が下がっている為
スプレーBSと違って1撃で倒す楽しさはありません。
その点はコストを考えると残念ですよね。
サザビーのダメージ源はやはりSGFAです。SGFAの射程圏内ではかなり強いですよ。